βカロテンたっぷりのニラを使って、美味しい餃子を作りましょう。
薄切りの切り落とし肉を細かく切って使うと、もの凄くジューシーに仕上がります。
手間のようですが、意外と簡単に細かくなります。
たくさん餃子を作るご家庭では、ひき肉も使われると良いでしょう。
鶏ガラとホタテの干し貝柱で広東風白湯スープを取って、スープ煮の水餃子も作りました。
余ったスープは翌日麺を入れて頂きます。

・材料・・・餃子25個分
ニラ・・・1束(100g)
ネギ・・・1本
生姜・・・40g
ニンニク・2片
餃子の皮・25枚
薄切り肉・180~200g
ゴマ油、醤油、塩適宜
・スープ
鶏ガラ・・1羽
干し貝柱・2個
本場中国では餃子にニンニクを入れないと聞いたことがありますが、日本人はニンニクが入った方が好きですよね。
でも生の状態で入れると2日間くらい臭いが取れなくて困るので、ニンニクを炒めてから入れましょう。
そうすればニンニクの香りも楽しめて、翌日少し気を付けるくらいで済みます。
なお、生姜を40g入れていますが、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭ではもう少し減らした方が食べやすいかもしれません。

・最初にスープを取りましょう。
・鶏ガラをよく洗って、ネギと、ニンニク、生姜(共に分量外)、干し貝柱を入れて気長に煮ます。
・グラグラ沸騰させるとスープが濁ってしまいますので、火加減に気を付けてください。2時間くらい煮れば良いでしょう。
餃子を作りましょう。
・まずニンニクをみじん切りにしてゴマ油で炒めます。
炒めたフライパンはそのまま餃子を焼くのに使いますから、ニンニクはそのままにして冷ましてておいてください。
ニンニクは焦げやすいので、こんがりの一歩手前で火を止めてください。

・薄切り肉はよく切れる包丁で細かく切ります。一度に全部切るよりも少しずつ細かく切りましょう。
端から切って、まな板を90度動かしてまた切ればOKです。ひき肉のように細かくなくても大丈夫です。ひき肉も使おうと思って買いましたが、使いませんでした。
もちろん全部買ったひき肉でも結構です。

ところで、ネギのみじん切りはどのようになさっているでしょうか。
蛇腹きゅうりのように切ってから小口切りにすると楽にみじん切りになります。
斜めに切れ目を入れて、ひっくり返してまた同じ方向に斜めに切れ目を入れて、端から切ると楽ですね。

どうでも良いですが、蛇腹きゅうりです。
酢の物にすると歯ざわりも良く、見た目も綺麗です。

・全てみじん切りになりました。
真ん中のちょっと色の着いたものが炒めたニンニクです。
・醤油、塩、ゴマ油で下味を付けてよくこねましょう。

・ひだを寄せるとあんがたくさん入らないのでひだは寄せません。その方が簡単ですし早いですが、それぞれのご家庭のお気に入りの作り方でどうぞ。
・なお、炒めたニンニクが残っていると餃子に焦げてくっついてしまうので、フライパンを傾けて油を寄せ、ティッシュでニンニクを拭き取ってください。

・スープも良い感じになって来ました。
・たくさんスープを取るご家庭では、ガラが1羽では足りないかもしれませんね。
1羽ではせいぜい出来上がりが1.2リットルくらいまでですから。
・干し貝柱が無ければ、干し海老を代わりに使っても良いですね。

ちょっとイマイチですが、何とか良い感じに焼き上がりました。
酢醤油にラー油を入れて頂きます。
豆板醤だけを付けるのも好きです。
温かいうちは肉汁がジュワッと出て来ます。
冷めると肉汁は吸収されてしまいますけど・・・

・スープは材料を取り出し、餃子をドボンと入れます。
・餃子が浮き上がって来た頃、彩りにニラを少し入れました。

スープが残ったので、明日こんな麺を入れて中華そばにして頂きます。
旅行の乗り継ぎで時々行ったシンガポールのチャンギ空港の、2階のフードコートを思い出す懐かしい味です。

蘇州夜曲でも聞きたくなる休日の夜です。
αカロテン・・・780μg
βカロテン・4,400μg
αトコフェロール・・4.5mg
/全部で
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